2013年

3月

01日

アイスのお話(5)

            アイスのお話(2)(3)(4)の続きです。

メーカーへの問合せやアイス講座で、イタリア製のジェラート製造機で

「アイスクリーム」や「シャーベット」も出来そうだというのは分かりました。 

それでも、私の作りたい「あずきアイス」が出来るのかは少し疑問で、

何店か他店への見学もして廻りました。

まず当店と同じ「浅草アイスクリーム組合」所属で、

今でも「あずきアイス」を作っている『八千代堂』さんを訪ね、

製造機を見せてもらいました。

八千代堂さんの機械は、当店で以前使っていたものよりかなり小型で形式も違いますが、

今でも旧式の古い機械を使っていました。

「よく壊れないでもっていますね!」と感心して聞くと、

やはり以前の機械は壊れて使えなくなり、

たまたま、アイス作りをやめた店から古い機械を譲り受け、

修理補修しながら使っているそうでした。

 

根津であずきアイスを作っている『芋甚』さんにも何回か行ってみました。

同じ組合ではないので、さすがに声を掛けるのをためらっていましたが

3回目に伺ったとき、思い切って自分から名乗り

お願いして製造機を見せていただきました。

 

作業場には、メーカーは違いましたが同様の製造機がありました。

芋甚さんのアイスは、コンデンスミルクを使っているそうで”昭和の懐かしい味”がしました。

作りたい味こそ違っても、確かにこの製造機であずきアイスは出来るんだと

確信を持てた瞬間でした。

 

その後、改装当時の写真を見せていただいたり、いろいろなお話もしましたが

同業者にも関わらず、こころよくアイス製造の作業場に通してくれた

 御主人には今でも感謝しています。

 

(続きは次回) >アイスのお話(6)へ