5月初めに、家内の父親が亡くなりました。
連休明けに行われた葬儀は、故人の希望により身内のみの参列でしたが、
本当に心のこもったものでした。
今年のお祭り、実の親であれば喪中でお休みするところですが、
さて、どうしたものかと思っていると
先輩の役員さんからは「近年は本人の気持ちで参加不参加どちらもある。」
近隣町会の役員さんには「うちは現在役員が少ないから、喪中でもだいたい皆さん出てますよ。」と言われました。
本年、私は当番幹事の年にあたってまして、祭り前後の行事を抜けるのも迷惑をかけると思い決めました。
「今年、神輿には一切 手を触れない。」ことで、祭りには出ることにしました。
お神酒所としていつもお借りしてるお宅が工事中で、今年は他のところをお借りしました。
いつもより広い場所になった事もあり、鳶の頭も張り切って色々と造作をしつらえてくれました。
切妻屋根の子供神輿置き場や、竹の蛇口から水が流れる筧(かけい)など凝った造作はなかなか素敵です。
当町の鳶頭は、「年齢は若いが腕は本当に良い」と評判です。
たった3日間ほどの神酒所の造作ですが、これが毎年楽しみで
年寄り連中にも、「思う存分好きに腕を振るってくれ」と言われてるようです。
ところで、この鳶頭の前歯は1本ずっと抜けたままです。
役員さんから「お前そろそろ歯直せよ。」と言われても
笑顔ではぐらかすだけで、一向に直しません。
酒の席で、彼は隣の女性に「俺、もてすぎると困るから直さないんだ。」と真顔で話したとか-----
はっはっはっ(笑)、言ってくれるね~ 頭(かしら) !
でも、「鳶頭」って皆 男気があるし きっぷがいいから もてるんですよ!
童顔の彼は 母性本能もくすぐってるようで、まんざら冗談でもなさそうです。
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