2013年

4月

05日

桜の天使の輪舞(ロンド)



先日、父の墓参り後の食事会で姉が昔見たという光景の話が印象的でした。

何年か前に、朝起きて2階の窓を開けると、交差点の中央で、

桜の花びらが輪になってぐるぐるといつまでも回っていて綺麗だった。

ずっと眺めていたとの話でした。

 

それに対して私は「それは『ダストデビル』と言うものだよ。」

「桜の花びらがなければ、ただの砂ほこりが舞上がるつむじ風だよ。」

などと不粋な言葉にしてしまいました。

 

英語で【埃の悪魔】という意味のダストデビル

パラグライダーなどスカイスポーツをする者にとって危険な風です。

強く回転する上昇風で、巻き上げられたりコントロールが困難になるからです。

 

『竜巻』とも似ていますが、全く別ものです。

どちらも、風向きの違う強風がぶつかりあって出来た「空気の渦」に起因しますが

『竜巻』は、上空で発生し積乱雲から地表に伸びてきます。

『ダストデビル』は、晴れた日に暖められた地表で発生して立ち上がり竜巻ほど大きくはなりません。

 

 

桜の花びらの話も『ダストデビル』と少し違うようです。

竜巻状に立ち上がっていたのではなく

中央で輪になってくるくる回っていたとのことです。

 

吾妻橋の交差点は五差路になっています。

風向きがくるくる変わる日に、近くの隅田公園の桜の花びらが吹き寄せられ

それぞれの道路の風が中央でぶつかり出来た渦で、花びらが回っていたのではないかと思います。 

 

               ・ 桜の散る頃

               ・ ある程度風が強く

                風向きが変化する日

               ・ 車のまだ少ない早朝

 

こんな条件がそろった時に見られる光景なのだと思います。

『埃の悪魔』というより『桜の天使』ですね

 

こんな「桜の天使の輪舞 」私もいつか見てみたいものです。