店裏の蔵にあった江戸時代の瓦版「地震の辨」を紹介します。
現在、東南海大地震などそろそろ起きるのではと恐れられてます。江戸時代の安政年間も大地震が頻発しています。
この図で、日本の周囲を龍に似た『地震蟲』が囲んでいます。江戸時代中期まではこの怪物が地下で暴れて地震が起こると信じられていました。後期では、それが大鯰に取って代われ沢山の「地震鯰絵」が残っています。
この地図の色分けは
@黄色 嘉永7(安政元)年11月4日大地震があった場所
@青色 同日(正確には翌日未明)大津波が襲った場所
@赤色 安政2年10月2日津波はなかったが江戸を中心に大地震があった場所
この「地震の辨」は、西山家の他全国で2件確認出来ました。
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