店裏の蔵 に保管されて焼失を逃れた物の中に多数の写真もあります。
江戸〜明治期の観光名所写真カード
写真館で撮影された人物写真
…何枚かには明治時代の日付がありますが、殆どはいつ頃か?誰が写っているのか?不明です。
その中に東京大空襲直後らしい写真があると思っていました。
ところが、ネットで似た様な写真を調べた所、これは関東大震災の時だと分かりました。
1枚目は、上野の山から撮った写真
で、線路の向こう右端の特徴ある
煙突が幾つもあるのが上野駅です。
2枚目はそのもう少し北側を向いて
写したもの。
3枚目の焼野原は場所が不明です。
他に焼いてないネガも2枚あります。
これも祖父が ライカ のカメラで撮影したのだと思います。
祖父は写真好きでしたが、興味本位で撮ったのではないと思います。
東京市議も務め、震災や戦災後の街の復興・公共建築の再建にも尽力した祖父です。
"記録する"為に、混乱の中でもカメラを持ち出して避難したのです。
どんな想いで撮っていたか伝わってくる、私にとっても本当に貴重な写真です。
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