2011年

6月

09日

元スタッフのK君

K君が久々に店に顔を見せてくれました。K君は高校2年の時から今春の卒業までの間、仲間として働いてくれた元スタッフです。

彼が最初に電話でバイトの求人に応募してきたとき、この子は採用しないだろうなと思いました。電話の向こうから聞こえてきたのは「ぶっきらぼう」でボソボソと話す声だったからです。後日、面接を設定し店で会うことにしましたが。私の前に座った童顔の男の子は、シャイだけど真面目そうな高校生でした。K君は、部活で軟式野球を頑張っているとのことでした。面接の後、時々後ろで見ていた家内に「どう思う?」と聞いたら「真面目そうで好感が持てるね」という同感の答えだったので採用することにしました。

 

最初のうちは、やはり接客の挨拶も緊張気味で”か細い声”しか出せませんでした。それでも、何度も声出しの練習して、だんだんハッキリとしっかりした声で挨拶できるようになりましたし、スポーツマンの彼は、慣れてくると自分からやるべきことを見つけ誰よりも俊敏に行動を起こすようになっていました。

 

K君の卒業・就職の時、お祝いにささやかな贈り物と寄せ書きを渡そうとスタッフの皆から提案が出ました。もちろん私も大賛成でそんな話が出たことが少しうれしかったです。その贈り物を、今日やっと渡せたのでした。

カウンターに座ったK君は立派な社会人になりましたが、初々しさは失わず「なんかホットしたね」と隣のスタッフと言葉を交わしたのでした。