西山家百年蔵からのご紹介 

「甘味処 西山」の裏に蔵があります。震災にも、戦災にも焼けずに百年以上耐えた建物です。この蔵に昔の事を伝える古い物が残っていますので、少しづつご紹介していきたいと思います。

  1. 街談録 安政年間、巷の不思議な話や事件などが書かれた冊子。7冊あります。 
  2. 覚書帳 二代目西山庄吉の手による商売上の覚書です。
  3. 町火消し・家紋図版 町火消しなどの纏や装束が記された図版入り小辞典です。
  4. 地震の弁 刷物のかわら版です。江戸中期以前、地震は龍が動くと起こると信じられていたそうです。日本のまわりに龍が描かれています。 
  5. 印籠(いんろう) 6分割出来る金属製の小物入れです。紐の先に龍の彫刻の根付が付いています。 
  6. 袢纏(はんてん) 明治時代以前のものでしょうか、背に当店の創業時からの紋があります。「枡に掻棒(かぎぼう)」という紋で、穀物などを量る枡と平らにならす棒を表しています。

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