2015年 三社祭!

5月初めに、家内の父親が亡くなりました。

連休明けに行われた葬儀は、故人の希望により身内のみの参列でしたが、

本当に心のこもったものでした。

 

今年のお祭り、実の親であれば喪中でお休みするところですが、

さて、どうしたものかと思っていると

先輩の役員さんからは「近年は本人の気持ちで参加不参加どちらもある。」

近隣町会の役員さんには「うちは現在役員が少ないから、喪中でもだいたい皆さん出てますよ。」と言われました。

本年、私は当番幹事の年にあたってまして、祭り前後の行事を抜けるのも迷惑をかけると思い決めました。

 

「今年、神輿には一切 手を触れない。」ことで、祭りには出ることにしました。

お神酒所としていつもお借りしてるお宅が工事中で、今年は他のところをお借りしました。

いつもより広い場所になった事もあり、鳶の頭も張り切って色々と造作をしつらえてくれました。

切妻屋根の子供神輿置き場や、竹の蛇口から水が流れる筧(かけい)など凝った造作はなかなか素敵です。

当町の鳶頭は、「年齢は若いが腕は本当に良い」と評判です。

たった3日間ほどの神酒所の造作ですが、これが毎年楽しみで

年寄り連中にも、「思う存分好きに腕を振るってくれ」と言われてるようです。


ところで、この鳶頭の前歯は1本ずっと抜けたままです。

役員さんから「お前そろそろ歯直せよ。」と言われても

笑顔ではぐらかすだけで、一向に直しません。

 

酒の席で、彼は隣の女性に「俺、もてすぎると困るから直さないんだ。」と真顔で話したとか-----

はっはっはっ(笑)、言ってくれるね~ 頭(かしら)

でも、「鳶頭」って皆 男気があるし きっぷがいいから もてるんですよ!

童顔の彼は 母性本能もくすぐってるようで、まんざら冗談でもなさそうです。