金木犀の香る頃

10月3日に「キンモクセイ」が香りはじめて

いっせいに、小さな無数の橙色の花を身にまとっているのに気が付きました

 

キンモクセイの花言葉は「謙虚」とか「私を忘れないで」だそうです

なるほど、普段そこにあっても意識しないような普通の木ですが、

この季節その甘い芳香が何処かから漂ってきて

初めてそれが「キンモクセイ」の木だと気付くのです

今年のキンモクセイの香りは悲しみと共にやって来て、

しばし癒しの香りともなってくれました

 

そして、花が終わって散ると

地面に金色の雪が降り積もったような痕跡を残しながら

いつのまにか香りも消えているのです

 

これからも、「金木犀の香る頃」になると この季節がやってきたのだなと思い出すのでしょう